すみれが丘防災・減災情報

『大きな地震が来た時のために何を準備したらいいの?』『広域停電が起きた時、インターネットは使えるの?ガソリンはどこで手に入るの?』『この地域にはどのくらい食糧の備蓄があるの?』

すみれが丘町内会では、いざという時のために、防災部会と地域防災拠点運営委員会が連携して、すみれが丘における発災時の「避難」や日常的な「防災・減災」に関するさまざまな情報を、その時点の最新版として取りまとめています。

このような『地域に特有な防災・減災情報』は発災時の皆様の安心・安全に重要ですので、平時から定期的にご覧いただきますようお願いします。なお、網掛け箇所は、整理にあたって参照した横浜市や都筑区等の防災に関する情報源へのリンクとなっています。そちらも適宜ご覧ください。

すみれが丘では「在宅避難」が原則です!

  • すみれが丘を含む首都圏が大地震などの被害にあった場合、被災者数が膨大となり、また被災地域も広大となります。電気、ガス、水道、交通等のライフラインの復旧や自衛隊・他自治体等からの救助の手が入るまでに相当の日数がかかると思われます。また、すみれが丘では、発災時(震災であれば震度5強)にはすみれが丘小学校に地域防災拠点(避難所)が開設されますが、収容できる人数に限りがあり、詳しくは後述しますが備蓄品も極めて限られています。そのため、すみれが丘での「避難」は原則として「在宅避難」となります。
  • 在宅避難ですので、各家庭における平常時の準備が必要です。ご自宅に十分な数量の非常用トイレ(最重点課題)、飲料水、食料の備蓄を実施してください。
  • これらのほか、燃料(カセットガスとボンベ)、着替え、防寒具、口腔衛生用品、持病の薬・常備薬、給水用ポリタンク、乾電池やモバイルバッテリー、その他生活必需品(乳幼児、生理用品を含む)を備蓄してください。災害時には治安が悪化することも予想され、防犯ブザーや防犯スプレーなども有効です。
  • 備蓄品の内容と量は、どのような災害を想定するか(災害の規模や道路等のインフラの被災の程度)、自宅の状態(倒壊か居住可能か)、家族構成、ペットの有無、想定される在宅避難の日数などにより大きく変わります。
  • 自家用車は避難所の代替(車中避難)や充電施設、冷暖房の手段、資材の輸送、離れた場所への避難の手段などとして利用できますが、発災時にはガソリンの補給が困難になります。緊急時に燃料の確保が可能なガソリンスタンド等を把握しておくことをお勧めします。また、車中避難ではエコノミークラス症候群への注意が必要です。なお、最寄りの住民拠点SS(サービスステーション)は区役所通り入口のエネオスとなっています。住民拠点SSは自家発電機が備えられており、災害による停電時にも継続して燃料供給が可能なガソリンスタンドとなっています。
  • すみれが丘小学校に開設される避難所には、基本ペットは入れません。

すみれが丘の防災・減災

地域防災拠点(避難所)の役割と備蓄品

  • 発災時にすみれが丘小学校に開設される地域防災拠点(避難所)ですが、どのような役割と備蓄品があるでしょうか。下記のように非常に限られていることについて認識していただき、在宅避難への取り組み方をお考えください。
  • 地域防災拠点では安否情報の集約、その他情報提供などを行います。 トイレ(災害用ハマッコトイレ)、簡単な医療提供や電子機器の充電設備の提供なども行います。ただし、家が被災して居住不可となった人などは地域防災拠点に避難可能ですが、原則は在宅避難となります。下記のように地域防災拠点での備蓄品(食料品を例として記載)は極めて限られており(すみれが丘の住民が約4千人ですので、非常に少ないことがわかります)、多くの方を受け入れることは困難です。拠点の被災状況によっては提供できないこともあります。
  • すみれが丘の地域防災拠点では災害時にインターネット接続を提供できる「スターリンク」を導入済みです。今後訓練内容などについて検討していきます。
  • 地域防災拠点での備蓄品:水缶詰 2,000缶 、クラッカー(アレルギー 対応ライスクッキー含む) 1,000食、保存パン 1,000食、おかゆ 460食、スープ 220食、粉ミルク 20缶(うちアレル ギー対応1缶)など。
  • 最寄りの給水所は北山田小学校であり、すみれが丘小学校で給水が行われるかはわかりません。山田富士公園、牛久保公園、牛久保小学校に貯水タンクがありますが、給水を受けるためにはポリタンク等を各給水所に持参することが必要です。詳しくは「災害時給水マップ」を参照してください。
  • 大火災が予想される場合は「広域避難場所」(すみれが丘は横浜国際プール)への避難が必要ですが、広域避難場所の開設は行政の判断となり、確認が必要です。大火災以外では、受け入れが可能であれば避難者はそちらに誘導される可能性もあります。
  • 地域防災拠点の横浜市防災備蓄庫(すみれが丘小学校の校庭の南西側にあります)の備蓄品以外に、すみれが丘町内会でも「防災倉庫」(すみれが丘町内会40周年記念誌の9ページ参照)にいくつかの器材を保管しています。

発災時にお願いしたいこと

  • 発災時には、組長さんには安全な範囲でささえあいカードに登録されている要援護者を最優先に安否確認のご協力をいただきたいと思います。災害時には住民の皆さま、組長さん、町内会の担当者も被災者となる可能性がありますので、あくまで可能な範囲でお願いします。

防災・減災のお役立ちサイト

下記にはすみれが丘町内会防災部会、地域防災拠点運営委員会がお勧めする動画などの参照先を掲載しました。ぜひご家族でご覧いただき、「在宅避難」と平常時の「防災・減災」について理解を深めていただけますよう、お願いいたします。

Youtubeチャンネル「死なない防災」

Youtube正しい防災知識と災害体験談(高岡)