2022年6月

町内会長 宮内康一

本年4月の町内会総会で島山前会長の後任として第6代会長に指名されました宮内です。
すみれが丘は50年前の1972年4月に新しい住宅地として誕生しました(第2公園に竣工記念碑があります)。これまでの歴代の会長は何れも開発当初からお住まいになっていた方々ですが、私は26年前にこの地に移転してきました。すみれが丘誕生当時を知らない最初の会長となります。
下図は、すみれが丘の1975年3月末と2022年3月末の人口ピラミッドです。開発当初の1975年は人口2,194人、平均年齢27.0歳という大変若い街でした。2022年現在は人口4,426人(男性2,149人、女性2,277人) 平均年齢46.3歳と大きく変わっています。高齢化率も若い都筑区にあって24.6%と全国並みに高齢化が進んでいます。
また現在の人口構成は、開発当初からお住まいになっている70代後半から80歳代のグループ、40代後半から50歳代のグループ、10代後半から20代のグループと大きく3つ分かれています。まさに「老:経験と知恵が豊富」、「壮:実行・運営力がある」、「青:若くて元気」の3グループで形成されています。そしてすみれが丘には、様々なご経験を持った素晴らしい方が沢山居られます。ITリテラシーが高い方も多く、横浜市町内会の中でもIT活用が進んでいます。これまで、多くは「老」の方に引っ張ってきていただきましたが、これからは「老」「壮」「青」それぞれの強みを生かして元気な街作りを行っていきたいと思います。
すみれが丘は、港北ニュータウン建設事業に先立って開発され50年を経過しました。このため下水道、上水道などのインフラの更新時期にあたり現在これらの工事が行われています。街のシンボルロードである「けやき通り」の再整備計画の第一次工事が始まりました。水道管・下水道管の更新、歩道の全面改修、ヤマボウシ若木の植栽、植栽帯の整備など長期にわたる工事が計画されています。数年後にはけやき通りは新しい通りに生まれ変わりますが、整備内容の詳細やその維持管理の在り方を検討していく必要があります。
少子高齢化、社会インフラの老朽化、共に我が国の大きな課題です。すみれが丘でもこの大きな課題に皆さんとともに取り組み、魅力的な街にしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

宮内新会長